SERVICE

独自技術に裏付けされた
ソリューションを提供

「沈殿池」「沈砂池」のパイオニアとして独自製品を核とした事業を展開。

開発・設計・施工・維持管理を通じて、お客様の課題解決に向けた取り組みを進めています。

エジェクタ式
集砂設備
低圧集砂式
揚砂設備
スパロウ
コンパクト型沈砂分離機
沈殿池汚泥
かき寄せ機
レシプロ式
汚泥かき寄せ機
ステップ
スクリーン
二重ドラム
回転式洗浄機
その他
ソリューション
容積式
グラインダーポンプ

省エネ・省コストを実現した
次世代型集砂装置

エジェクタ式集砂設備

エジェクタ式集砂装置は合流式下水道あるいは分流式下水道における汚水沈砂池の集砂装置として新しく開発した製品です。従来の集砂ノズル式集砂装置(高圧式・中圧式)や機械式集砂装置(Vバケット式・スクリュ式)の課題を解決し、高効率で維持管理性に優れ、省エネを実現しました。

雨水沈砂池
ドライ化に貢献

低圧集砂式揚砂設備

合流式下水道または分流式下水道の雨水沈砂池の揚砂設備として新たに開発したシステム。集砂ノズルから低圧水を散水して、雨水沈砂池の集砂・揚砂を行い、雨水沈砂池の「ドライ化」を行うことができます。

省スペース・高分離性能を
実現した新型沈砂分離機

スパロウ
~コンパクト型沈砂分離機~

設置スペースが狭く、分離機が設置できないなどの課題解決を実現するために開発されたコンパクト型沈砂分離機です。
新たなシステムである沈砂配管移送システムでは、沈砂池上部の空間をシンプルかつ衛生的な空間にすることが可能ですが、従来型の沈砂分離機は大型であるものが多く、設置スペース・機器重量の関係で配置が困難な場合があり、そういった課題を解決します。
従来機と比較し、設置面積は50%以下、高さ70%以下と小型でありながら、遠心分離により同等以上の沈砂分離性能を実現しました。

汚泥かき寄せ機の
パイオニア

沈殿池汚泥かき寄せ機

ステンレスチェーン・合成樹脂チェーン・ノッチチェーンの開発・製造・設計・製作の一貫した提供体制を構築。様々なニーズにお応えします。

シンプルな構造により
耐震性に優れています

レシプロ式かき寄せ機

レシプロ式汚泥かき寄せ機(コレクターZ)は、沈殿池の汚泥を効率良く掻き寄せ、除去するシステム。クサビ形のスクレーパの往復運動により、汚泥を搔き寄せ、汚泥ピットに回収します。シンプルな構造と高い耐久性が特長で、全く新しいタイプの沈殿池システムとして注目されています。

ろ面のセルフクリーニング機構により維持管理性に優れています

ステップスクリーン

沈砂池のし渣分離、水処理のスカム分離、汚泥濃縮前処理における夾雑物除去に最適な微細目スクリーンです。
階段状のスクリーンで確実にし渣を捕捉するので、かき揚げ不良によるしさ塊の発生や、スクリーンの絡みつきを抑制し、日常の維持管理に貢献いたします。

一台で沈砂・スクリーンかすを高効率に洗浄

二重ドラム回転式洗浄機

沈砂・スクリーンかすを同一機で洗浄、分離、排出を行うことができコンパクトで高効率な洗浄機です。

その他ソリューション

既存技術の用途転用、次亜臭素酸を用いた効率的な即効性消毒技術など、技術開発を基に新たな事業領域を創出し、社会インフラに貢献していきます。

  • 流体移送システム
  • 次亜臭素消毒設備

低コストで地形を選ばない、
建設容易な高揚程の圧力式下水道システム

圧力式下水道システム

家庭雑排水・トイレ排水などの汚水を、1戸または複数戸ごとに設置した汚水タンクに集め、グラインダーポンプによって破砕し、処理場または下水幹線まで圧送する、新しい発想の下水道輸送収集システムです。
自然流下式に比べ、圧送管は小口径管(最小ø30mm)で、地形の起伏に沿った浅い埋設ができるため、低コストで短期間の布設が可能です。

容積式グラインダーポンプ

容積式グラインダーポンプは、汚水タンクに集まった家庭雑排水・トイレ排水などをグラインダーポンプによって破砕し、処理場または下水幹線まで圧送するポンプです。

  • ポンプ部

    当社のグラインダーポンプは、ねじ式ローターを用いて揚水する容積式です。28m(一時的には40mも可能)の揚程を実現し、さまざまな地形条件に適応可能で、エリア全体を1機種でカバーできます。

  • グラインダー部

    異物はグラインダー部(回転刃・固定刃)で5mm以下に細断されてから圧送されますので、配管内に詰まる心配はありません。また、独自の構造により、噛み込みのない設計になっていますから安全です。

  • 電動機

    電動機は単相200V・0.75kWを採用。電気料金を低くおさえることができます。一般家庭で1ヵ月使用した場合の電気使用量は10kWh程度です。

  • 水位計

    水位差を空気圧に替えて感知するダイヤフラム方式を採用。圧力スイッチが汚水と非接触のため、誤作動の心配がありません。また、水位計は設定済でポンプに内蔵されていますから、現場での取付・調整は不要です。

各部の説明
運転制御方式/ポンプ・グラインダー部の流れ
容積式グラインダーポンプユニット
制御盤

標準仕様の制御盤は、漏電ブレーカー、時間積算計、警報回転灯など、必要最小限の装備に抑え、コンパクトに仕上げました(屋外装柱型)。
また、自立型自動通報装置など、ご要望の仕様での製作も可能です。

制御盤設置例